しばらくアップしていなかったものでとりあえず

最近、バタバタしていて11年ちょっとブログをマメに記事を更新してきたのに、すっかり手が回らなくなってます。困ったもんです。
齢 60年を超えたところで、世の中は新型コロナで大混乱。立ち上げて24年ほどになる事務所の経営もある程度の落ち着きを見ていたのですが、これを機にしてあれこれと抜本的な業務体制の見直しに着手してドタバタしています。
今日は仕事を離れて我が母校の府立池田高校のOB会組織の「承風会」の会計監査に行ってきました。と言っても現金収支ベースの簡単な会計ですから、それほど手間がかかる訳ではありません。
もう10年近くになると思うのですが、毎年、桜の時期になると母校を訪ねて、「承風会」の世話係を務めてもらっている池田高校OBで池田高校の教師を務めている先生と顔を合わせてあれこれとボランティアでやっています。
冒頭の写真は、母校の近所の住宅街の桜並木があまりに奇麗だったもんで載せてみました。
まあ、年に一度、母校に来て、後輩たちの瑞々しい姿を眺めながら在りし日を思うってのも良いものです。
今日は、私が訪ねた時間帯にはアメリカンフットボール部が練習をしていなかったのがちょっと残念。
それにしても尾を引きますね。新型コロナ。
国民一般までワクチンが行き渡る見込みが来年の 2月頃。治療薬が出回るのはさらに遅れて2年後の 2月か 3月という報道を目にしましたが、この分では少なくとも 2年くらいは今の様な自粛モードの中途半端な日常が続くのでしょうね。
長期的視点で考えるならば、おそらくコロナ騒動がひと息つくと反動で一気に世間の空気が動く様な気がするので、ここ 2年間は臥薪嘗胆。自分自身の人生或いは事務所の足らずを埋めて、しっかりと来るべき躍動期に向けて爪を研いでおかないとアカンって事なんだろうなあと思っています。
創業後、それこそ1から10まで嫁さんと二人で駆けずり回って物事を動かしてきたのですが、ここ4~5年で急速にスタッフ達も成長してくれたお陰で、そういった俗人的な経営体制から組織的な経営体制に根本的に切り替えていく時期を迎えています。
ありがたい話ですねえ。
10名の小さな事務所ですが、二つの課を立ち上げましたし、何をするにも所長が先頭に立って...というスタイルも見直して、それぞれのプロジェクトが自主的に起案から情報収集、分析、検討、実施という一連の流れで問題解決に取り組む事ができるようになってきて嬉しい限りです。まあ、ここまで来るのに本当に長い時間がかかりましたよねえ(しみじみ。)。
今では 5~ 6本のプロジェクトがそれなりのスピード感を持って動いてくれる様になってます。
世間が猛烈な勢いで動き出す 2年後(あくまで予想ですが。)に向けて、スタッフと一緒にあれこれと知恵を絞っている今日この頃。
ついつい世間一般で言うところの会計事務所の職員というと(あくまでイメージですが。)、目の前の税務や会計の業務を黙々とやっていればそれでOKという感じ(うちの事務所でも、かつては残念ながらそうでした。)なんですが、私はそれは違うと思っています。
やはり月次巡回監査を通じて経営者の方と会社の経営についてあれこれ打ち合わせをさせてもらわんとアカン訳ですから、自分自身でも足元の事務所の業務見直しや経営改善に積極的に参加してその難しさをリアルで体験しておかないと、所詮机上の空論を振り回しているだけってな事になってしまいますものね。
なにより、最近の各種プロジェクトで責任をもってあれこれと知恵を絞っているスタッフ達の張り切っている姿を目にすると、やっぱり自分たちの職場は自分たちの手でしっかりと良くしていくという仕事の姿勢が何より自然な事なんだなあとつくづく思います。
もちろんこういった事に熱心に取り組むにはスタッフ自身にもしっかりとした力を必要ですし、プレッシャーもかかるのでしょうが、それが幅広い分野での成長を促すんでしょうしね。
事務所が成長していく過程で、まさに今、フェーズが一段変わっていくという感じなのかな。
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