2021年がやって来ました。まあ新型コロナウィルスの暗い影が掛かっていますが、それでもなんだか新年ですから目出度い気分です。
60年も生きていると段々と正月の慶びと言うのもマンネリになってきて、子供の頃のワクワクがなくなってきたのが寂しいところ。まあ、誰がお年玉をくれる訳でもありません(むしろあげる方ですもんね。)し、年齢を重ねる事が慶びと言うよりはジジイの度合いが深まって行く恐怖感の方が先に立ってしまいます(泣)。
1月 1日。金曜日。
ゆったりと 8時過ぎに起床。ここのところ朝ランを全くしていないので早起きの習慣がなくなってしまいました。そりゃあヌクヌクの蒲団の魔力を拒んでまで寒くてしんどい事にトライする不合理さ、理不尽さには耐え切れませんよね。
朝一で1時間ほど勉強して、そろそろ調子が出てきたなという頃合いに長女と次女が我が家にやって来ました。
11時頃から隣家の両親と我が家の4名が勢揃い(「ケン」も忘れてはいけません、総勢 6名と 1匹です。)して墓参りするのが目的です。まあ、なにはともあれ先祖さんに過ぎし一年の感謝を申し上げて、来るべき一年の幸せをお願いする我が家のお正月の唯一のしきたりです。
こうして一族揃ってお墓の掃除をして、お参りをする。その後、家でみんなで鍋を囲んでウダウダと話をするという何でもないしきたりですが、こういう何でもない事を何でもなく繰り返せているのが幸せってもんなんでしょうね。実にありきたりですが。
大晦日はしゃぶしゃぶでしたが、元旦のお昼はすき焼き。実に贅沢な事で、ありがたい限りです。
そのままダラダラとみんなで喋り(88歳の米寿の父親が会話の主役です。還暦如きではまだまだ洟垂れ小僧です。)、気が付けば昼寝をし...。
目を覚ますとテレビでガンバ大阪と川崎フロンターレの天皇杯の中継(点差は1対0でしたが、ガンバ大阪は防戦一方でした。残念ながら質的には川崎フロンターレが圧倒していました。)と「バック トゥー ザ フューチャー」の再放送をやっていた(好きだったのでかなりのめり込んで見ていましたが、30~40年振りに見たら随分と当時と印象と違う映画になっていました。同じ映画を見た筈なのに、不思議ですねえ。)のでそれに見入っていたら夕方になりました。
もう朝からダラダラのウダウダです。どうせダラダラ過ごすのだったらいっその事「惰眠を貪る幸せに勝るもの無し」って事で、そのまま19時半頃にベッドに潜り込んで就寝。
1月 2日。土曜日。
さすがに前夜は早寝をしたので 6時前からスッキリと起床。
早めの時間帯に朝食を済ませてしまって、7時半ぐらいから勉強開始です。 1時間ほど頑張ってから、身繕いをしてそのまま事務所に「ケン」を連れ(誰も他のスタッフが出勤してきていないので人咬み犬を連れて行っても大丈夫です。)て徒歩出勤をして、今度は事務所で勉強。
近所の氏神さんへ初詣をしようかと思ったのですが、このところのコロナウィルス禍で初詣も年末年始を外して分散して実施をしてくれとどこかの誰かさんが言っていた感じがしたので自粛。まあ、神さんもそんな理由だったら怒らはれへんやろうと思います。
誰もいない事務所で、邪魔される者もなく一人の世界に籠って勉強です。結局、16時ぐらいまで我を忘れた感じで...。こういう時間って結構気持ちが良いものです。
今日は箱根駅伝の往路の日なんですが、それも気にならずでした。
夕方に自宅に帰ってからも夕ご飯を済ませてから勉強。久々に終日ベッタリって感じです。ジジイでも頑張ればできるやんって感じです(笑)。
1月 3日。日曜日。
今日はゆっくりと 8時頃に起床をして、のんびりと朝風呂。朝っぱらから時間に急かされる事もなくボーッと湯船に浸かっておれるってのが贅沢ですねえ。
今日はCoCo壱番屋の福袋の売り出し日。いつも昼ご飯時にお世話になっている池田店で2,000円の福袋を限定20個で11時から発売というポスターを目にしたので、面白半分に買ってみました。
個人営業の店ではなく、全国チェーンの店ですから、そこまで店の人と仲良くなるという訳では無いのですが、私が行くといつもちょっとした挨拶をしてくれるスタッフの人がいっぱいいるので私の馴染の店リストに入っています。そういった店で何か企画をするんですから乗ってあげないとねえ。
買ってみて中身を確認すると、2,000円の食事券とレトルトのカレーが 2食分。さらにCoCo壱のミニトートバック付きっていうパッケージになっていました。
2,000円出して、この内容ですからちょっと嬉しい福袋です。

この正月の三日間は友達に会わず、遊びにも行かず、ひたすら家と事務所の往復という過ごし方ですから、こんな福袋みたいな小ネタでも嬉しいもんです。
って事で、おせちに飽きた事も手伝ってCoCo壱番屋でカレーを食して、12時過ぎから事務所で勉強を始めましたが、昨日とうって変わって箱根駅伝の復路が気になってしまいずっとスマホの速報を見る羽目に...。
最後の最後に創価大学のアンカーがまさかの大ブレーキになってしまい、9割方手にしていた優勝をポロリと取りこぼしてしまった劇的な展開でした。今回で4回目の箱根駅伝登場という事で全くのダークホース的存在だった創価大学にそのまま勝たせてあげたかったですが、勝負の神様は残酷なもんですねえ。
私が当のアンカー君だったら居たたまれないよなあ。周りの人がいろいろと慰めてくれるのが目に見えるようですが、そんな慰めは本人にとっての慰めになんかならへんのだろうなあ。
やっぱりこの辛い現実を真正面から受け止めて捲土重来を期すしか挽回する術はないんだろうなあと思います。だってこれは仲良し倶楽部の遊びの場で起こった事じゃあなくて、世間も注目する一世一代の晴れ舞台の場で起こった事ですからね。チームメイトもこの勝負に人生を賭けてきた訳でしょうしね。
なんとか彼にはこの痛い経験を乗り越えて欲しいものです。
また、往路でよもやの結果となった青山学院の復路の巻き返しは鮮やかなものでした。さすがにチームとしての地力があるのでしょうね。往路の失敗の積み重ねが大き過ぎてその全てを挽回する事はできませんでしたが、復路メンバーの頑張りは凄いものでした。
テレビ画面を見ていた訳じゃあなくて、インターネットのテキスト速報だけを見ていたので細かいところは分からないのですが、充分にそのドラマティックな部分は堪能できました。
13時半前後に箱根駅伝も終わったので、それからはようやく勉強の世界に没頭です。駅伝メンバーの頑張りにあおられて私も頑張ってみましたが、ジジイのそれはショボイもんですわ。 まあ、それでも嫌にならずに淡々と頑張り続ける事しかお客さんにささやかながらでも何らかの貢献を提供する事には繋がらないですからねえ。