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「舟を編む」読了

本を編む 三浦しをん H24/6/23
 三浦しをんさんの「舟を編む」読了しました。

 第9回本屋大賞受賞という事で本屋のレジ横で平積みされていたのが目に止まり、ついで買いをした本です。

 題名だけ見ていると何について書かれた本なのかさっぱり分からないという得体の知れなさに好奇心を刺激されました。

 筋立ても分かりやすく、文章も平易でサクサク読めます。寝る前にベッドで読むのですが二晩ほどで読み切ってしまえました。

 ストーリーはただただ単純。主人公たちが「大渡海」という一冊の辞書を作るというだけのものです。

 辞書を作るって具体的なイメージもこちらにはありませんから、妙に地味で退屈なものと勝手に想像していたのですが、辞書作りに没入するちょっと変わったタイプの人々の意外に熱い思いにどんどんと引きづり込まれていきます。

 読んでいて感じたことなのですが、私は作中の彼らのように自分に課せられた使命に対して愚直に向き合って生きているだろうかという素朴な疑問です。

 なんだか不器用ながらも辞書作りに没入して生きている主人公たちが途中から格好良く見えてきましたし、その反射効果で自分の人生に対する上記の問いかけが心の中に広がっていきました。

 文章的にもう少し深く書き込んだ方がいいとか、もうちょっと工夫をした方がいいのではとか私なりに思うところはあったのですが、サラリと書き込んだ方が結果的には本全体のバランスがとれたのかもしれません。

 さすがに本屋大賞受賞というだけはあって、おもしろく読後感もさわやかなものでした。

 

 
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まとめtyaiました【「舟を編む」読了】

 三浦しをんさんの「舟を編む」読了しました。 第9回本屋大賞受賞という事で本屋のレジ横で平積みされていたのが目に止まり、ついで買いをした本です。 題名だけ見ていると何について書かれた本なのかさっぱり分からないという得体の知れなさに好奇心を刺激されまし?...

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プロフィール

野垣 浩

Author:野垣 浩
 
 大阪府池田市で公認会計士・税理士事務所 を経営。税務や会計の切り口から中小零細企業の良きビジネスドクターたらんと頑張っています。

 28歳までスキーの世界で飯を食べていましたが、それから一転して公認会計士を目指し、36歳で独立して公認会計士・税理士の事務所を経営するようになりました。この世界では変わり種です。

 さすがにもうアメリカンットボールの試合に出場(高校時代は大阪代表になっていました。)することは無くなりましたが、週末には長距離ランイングやロードレーサーで周囲を走り回り、ロードレーサーやトライアスロン、フルマラソンの大会に出場しては惨敗を繰り返している元気な53歳です。

 守秘義務の関係で業務上の詳細は書けませんが、日常業務の折々の雑感やプライベートの出来事を書いていこうと思っています。

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