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出張の往復で読書

 いつも出張の道すがらでは、仕事関係の書籍なんかを数冊ほどカバンにしのばせてちょっとした合間に読むのですが、今回の東京出張では空港売店で3冊ほどたまたま目に付いた文庫本を買い込んで(買った本を見てみるとまさに乱読の最たる買い方だと思います。)読み切りました。



 1冊目は「語られざる中国の結末  宮家邦彦著」

 中国の現状と将来について分析した元外務官僚の書籍ですが、右系の中国脅威論でもなく左系の中国礼賛論でもなく淡々と現状分析をしている印象でした。マスコミが流すニュースもいろいろと極端な論調が多く、「実のところどうなの?」という素朴な疑問が何だか満たされないという不完全燃焼感があるのですが、それをちょっとでも解消したいなあと思って読んでみました。

 流し読みだったので、細かい論点が頭に残っておらずフーンっていう感じで読了。

 地政学的観点や米、露、印、アセアン諸国さらには朝鮮半島の間のパワーバランスなんかも考察に入れつつ中国でこれから起こりそうな事象をいろいろな仮説を立てて、その発生確率なんかにも言及してあったので興味深く読みました。

 雑に読んだ部分もあるので、もう一度読み返してみたいなあと思っています。



 2冊目は「野心のすすめ  林真理子著」

 林真理子さんについてはあまりよく知らない割に何故かあまりいい印象が無かった(著作も読んだことはありませんでした。)のですが、売店で目に付いたので買ってみました。

 彼女の野心についての考察、概ねの部分では共感でした。彼女の考え方や物事の受け止め方で自分には合わないなあと感じる部分も多くあるのですが、基本的には「野心を持って努力をしなきゃ、これから先どうするのよ? 若者よ。」って話を自らの赤裸々な過去を引き合いに出してあれやこれやと書かれていましたが、そらそうだという思いで読んでいました。

 自分の娘にも読ましたいなあと思いました。まあちょっと著者の極端な感覚なんかもチラホラと文章中には出てくるのですが、それは単に好き嫌いの世界ですから個人的に足したり引いたりすればいいだけの話で、その本筋そのものはいい話だと思います。

 今のなんだかおとなしくて何となく悟ったかのような表情を見せる若者たちに向けての著者のメッセージなのかなと思います。



 3冊目は「やっぱり見た目が9割  竹内一郎著」

 これぞ私と全く相いれない見た目について本です。ノーネクタイが当たり前なんて可愛い話じゃなくて、お客さんのところにもアロハシャツに半ズボン、ゴム草履でお伺いする私が何を読んでるねんという話ですが、やっぱり自分が縁遠いものだからこそ目くらいは通しとかないとなあっていう気持ちから買いました。

 読んでみるともちろんそういったファッション的な見た目の話も出ては来るのですが、著者の言いたい事はそういった狭い範囲の見た目じゃなくて情報を提示するにあたってタイミング、表情、間、声、相手との距離、リアクション、リズム、立ち居振る舞いなんかを含んだ非言語系の情報を総合的にどのように使っているかという広い概念の話でした。

 「そらろうやなあ。」といちいち頷きながら読む私。

 さすがに東京日帰り出張に往復時間内だけでは3冊目を完全に読み切ることはできず、話が佳境に入ってきた段階でタイムオーバーになりました。

 今晩の寝床で続きを読むことに...。

   
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プロフィール

野垣 浩

Author:野垣 浩
 
 大阪府池田市で公認会計士・税理士事務所 を経営。税務や会計の切り口から中小零細企業の良きビジネスドクターたらんと頑張っています。

 28歳までスキーの世界で飯を食べていましたが、それから一転して公認会計士を目指し、36歳で独立して公認会計士・税理士の事務所を経営するようになりました。この世界では変わり種です。

 さすがにもうアメリカンットボールの試合に出場(高校時代は大阪代表になっていました。)することは無くなりましたが、週末には長距離ランイングやロードレーサーで周囲を走り回り、ロードレーサーやトライアスロン、フルマラソンの大会に出場しては惨敗を繰り返している元気な53歳です。

 守秘義務の関係で業務上の詳細は書けませんが、日常業務の折々の雑感やプライベートの出来事を書いていこうと思っています。

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