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調査省略

 うちの事務所では何故かこの確定申告期に限って税務署から電話がかかって来て「税務調査をさせて下さい。」ということになる(さすがにこの時期は確定申告で忙しいので勘弁して欲しいなあと思います。一般的にはこの時期は調査の観点から見ると比較的重要性が低い調査案件を持ってくるように聞いていますが...。)のですが、今年は4件の申し入れが掛かってきているところです。

 だいたい毎年のパターンですが、百数十件のお客さんがあって、その内税務署から3件ほど調査依頼があり、税理士法第33条の2の書面添付を添付しているお客さんが大半なので、税務調査前に税務署と私たち税理士事務所との間で意見聴取があって、本調査に進むのが1~2件程度(ということは2件前後は調査省略ってことです。)という感じになっています。

 その内の一本は先ほど電話がかかって来たのですが、茨木税務署管区にある2社のお客さんについて、そのどちらも税理士法第33条の2の書面添付がされているので、同時に意見聴取をさせてくれと言うものでした。

 実際に意見聴取になって、しっかりとうちの事務所が会社の業務内容について説明しきれて、税務署が納得できるものであれば調査省略という事になりますので、一生懸命に説明資料を揃えて上手く対処ができればなあと思っています。

 今回調査対象として指名されたお客さん自体は、普段から高い納税意識の元できっちりと会計帳簿も作成されていますし、それを当方も月次で欠かさず巡回監査をして内容確認をしていっていますので、よっぽどのケアレスミスが無い限り大丈夫じゃないかなと思っていますがどうなりますことやら。



 先日、静岡のお客さんについて実施された意見聴取は、昨日電話がかかって来て「調査省略という事にさせて頂きます。ついてはその旨を通知した書面を事務所に郵送させて頂いていますのでよろしくお願いします。」という話があって、ホッと一安心といったところです。

 さっそくお客さんにその旨を電話連絡したところ、案の定、大喜びでした。

 そらそうですね。いくら普段からきっちり経理業務を行ってミスが出ないように心を配っていると言っても、人間のやる事ですから万に一つのミスはあり得る話です。やっぱり税務調査を受けるという事自体が基本的には後ろ向きな事ですし
、社長さんとしては大きなストレスになっていますよね。



 税理士法第33条の2の書面添付という制度は、きっちりと記帳ができていて決算書の内容がクリアな納税者に対しては税務調査の負担も減らして、納税意識の低い問題のある納税者の税務調査を徹底的に実施していこうという趣旨で作られた制度だと思います。

 うちのお客さんは申告納税制度の意義もきっちりと理解されていて、私たちの記帳に関する色々な指導も前向きに受け入れてしっかりとした経理体制を確立されているところばかりですから、一社でも多くこの税理士法第33条の2の書面添付の制度を適用して、こういった税務調査の負担から社長さんを解放していきたいもんだと思っています。だって、社長さんは忙しく人ばっかりですから、ちょっとでも利益の稼げる仕事に頭を悩ませてもらいたいですもんね。 
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プロフィール

野垣 浩

Author:野垣 浩
 
 大阪府池田市で公認会計士・税理士事務所 を経営。税務や会計の切り口から中小零細企業の良きビジネスドクターたらんと頑張っています。

 28歳までスキーの世界で飯を食べていましたが、それから一転して公認会計士を目指し、36歳で独立して公認会計士・税理士の事務所を経営するようになりました。この世界では変わり種です。

 さすがにもうアメリカンットボールの試合に出場(高校時代は大阪代表になっていました。)することは無くなりましたが、週末には長距離ランイングやロードレーサーで周囲を走り回り、ロードレーサーやトライアスロン、フルマラソンの大会に出場しては惨敗を繰り返している元気な53歳です。

 守秘義務の関係で業務上の詳細は書けませんが、日常業務の折々の雑感やプライベートの出来事を書いていこうと思っています。

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