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バンコク視察最終日

 いよいよバンコク滞在3日目。最終日です。

 昨夜は夜中まで部屋で語り明かし、飲み明かしでしたので、朝ランはキャンセル。



 朝一からバンコクから車で一時間ほど東南にあるアマタ・ナコン工業団地へ見学に行きました。

 バンコク市街は高層ビルが立ち並び、交通渋滞が凄まじい大都会ですが、そこから5分も来るまでは慣れると延々と続く田園風景。高低差の無いフラットな大田園地帯が広がります。

 最初のうちはバスの車窓から景色を楽しんでいましたが、あまりに景色の変化が少ないので飽きてしまい日本から持参の小説「蜩の記」を読む事に。
アマダナコン工業団地内の太田テクノパークでの講義風景(ダウンサイズ)
 アマタ・ナコン工業団地は広大な敷地で、端から端までバスで走っても20~30分ほどかかるくらいの規模です。

 今日はその内の太田テクノパークでアマタ・ナコン工業団地と太田テクノパークの説明を受けました。
 
 アマタ・ナコン工業団地はタイ現地の華僑資本ですが、そこで働いている30歳代後半の日本人スタッフが説明をしてくれたのですが、日本を飛び出して伸び行く東南アジアのビジネスチャンスに自らの可能性を掛けている姿が格好良く見えました。

 「青年よ、荒野を目指せ。」って感じです。



 昼からは今回のツアーを終止世話してくれた得田税理士の個人事務所であるA&A会計事務所の見学と人材派遣会社のタイの求人情報の説明です。
A&A会計事務所全景
 これがA&A会計事務所の全景です。

 タイ人スタッフも含めて8名程度おられるようです。

 事務所を零から立ち上げて1年半でここまでされたのですが、本当に大したものです。




A&A会計事務所 代表取締役がインボイス方式の記帳入力の大変さを伝票片手に力説
 タイでは付加価値税(日本で言うところの消費税)でインボイス方式を採用されているのですが、このシステムが企業の会計伝票作成に大きな負担を与えていてというところを説明している得田税理士。手にしている会計伝票の裏にもたくさんのインボイスが貼られていました。

 一枚の会計伝票に全てのインボイスを添付していかねばなりませんから、時として一枚の会計伝票に20~30枚のインボイスが引っ付けられている事もあるそうです。場合によっては一枚の会計伝票を作成するのに1時間近くかかる事もあるようで...。

A&A会計事務所 スタッフ注意事項
 事務所スタッフに対する注意事項です。

 1.静かに仕事をして下さい。
 2.仕事中にイヤフォンをしてはいけません。
 3.携帯電話はマナーモードにしておいて下さい。
 4.歌を歌っちゃ駄目ですよ。

 何だかほのぼのするような注意事項です。お国柄を偲ばせるような...。



A&A会計事務所 入口
 A&A会計事務所の入口看板。

 何だか格好いいです。うちの事務所もあんな風にしようかな?




 

 
 その後は人材派遣会社の方からタイ現地での採用についての現状のレクチャーです。

 現在、タイでは失業率が0.7%という信じられないような完全雇用状態(統計の取り方の問題もあるように思いますが、それでも雇用が恵まれた状態にあることだけは確実ですよね。)だそうで、結果的には人件費も高騰しているそうです。

 特に日本語ができるとか、経理ができるとか、特定の専門分野を持っているという人の場合には人件費が一気に上がるので、なかなか人材確保がたいへんだとか...。日本ではタイと全く違った要因で人材確保がたいへんですが、内容は所変われば品変わるで...やっぱり優秀なスタッフの確保はいろいろとたいへんなのは世の常なんだなあと思って聞いていました。

 またタイの人たちの気質とか労働観などもいろいろと教えてもらい、参考になったというか国民性の対比のひとつひとつが非常に興味深くて勉強になりました。



 バンコク滞在はわずか三日間という短い時間でしたが、その間に観光をしたりという遊ぶ時間を全くとらず(早朝の視察が始まる前に勝手にランニングを楽しみはしましたが)にみっちりと視察や研修が続いて本当に疲れましたが、これでもかというくらいにタイの国情や会計、税務、金融の実情、日系企業の進出状況とその実態、会計事務所経営の実態や雇用問題などのレクチャーを受けて、何となく現実感をもってタイという国を実感することができるようになったかなという感想を持ちました。

 やっぱり何事も「百聞は一見に如かず」です。日本でマスコミ報道に頼って知った気になっていたアセアン情報の偏りや誤りも知ることになり、現地に来てみて良かったなあと感じました。
 
 

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プロフィール

野垣 浩

Author:野垣 浩
 
 大阪府池田市で公認会計士・税理士事務所 を経営。税務や会計の切り口から中小零細企業の良きビジネスドクターたらんと頑張っています。

 28歳までスキーの世界で飯を食べていましたが、それから一転して公認会計士を目指し、36歳で独立して公認会計士・税理士の事務所を経営するようになりました。この世界では変わり種です。

 さすがにもうアメリカンットボールの試合に出場(高校時代は大阪代表になっていました。)することは無くなりましたが、週末には長距離ランイングやロードレーサーで周囲を走り回り、ロードレーサーやトライアスロン、フルマラソンの大会に出場しては惨敗を繰り返している元気な53歳です。

 守秘義務の関係で業務上の詳細は書けませんが、日常業務の折々の雑感やプライベートの出来事を書いていこうと思っています。

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