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決算見込みの打ち合わせ

 今日の午前中はお客さんの所に担当スタッフと伺って、子会社Aの決算見込みと子会社Bの決算申告について打ち合わせをしてきました。

 子会社Aの方は物凄い勢いで利益が上がっているので、決算対策的な意味も含めて必要な建物や設備器具の修繕計画の前倒し履行をするほかに諸々の対策が浮かんできたんですが、決算まで4か月の間にこれらを実行するにはかなり前倒しに動いて行かないと時間的制約に引っかかってくる事が分かり、ちょっとスピードを上げて動いてもらう事になりました。それでも狙っていた利益水準に落ち着かない場合には倒産防止共済で最終調整という事になりそうです。

 子会社Bの方は設立初年度なので、まだまだ黒字化が難しい状況。社長としては何とか費用を繰延資産計上するなどして黒字決算に持って行きたいようでしたが、ちょっとそれでも難しいようです。金融機関に対しても初年度の予定水準内の赤字であれば特段のマイナス評価もないので、次年度以降に費用を先送りするより今期中に将来負担になるものはなるべくすっきりと落としてしまい、次年度からの単年度黒字化を遡及した方が今の状況を見ているといいのではというアドバイスを受け入れてもらい、決算申告の方針がまとまりました。

 いずれにしても社長の心はその時その時で、心乱れる物ですから、その都度状況をしっかりと説明して、迷いの無い状態で決算申告や来期の予算作成さらに金融機関との交渉に臨んでもらう必要があると思います。



 ここの社長さんからは今年に入ってからも既に3社ほど知り合いの会社を御紹介頂き、そのうち2社はうちの事務所のドタバタの影響でまだ手が付けられていないような状況にもかかわらず、更に別の会社を紹介させてくれと声を掛けて頂きました。

 ありがたい事です。

 聞けば、現在飛ぶ鳥落とすような勢いで商売を展開されており、先々10~20億円の規模に成長させていきたいという強い希望を持っておられるようです。でも、「財務や会計を絡めた考え方がしっかりとこの社長さんの中に確立されていないような気がするので、その欠落部分さへしっかりと勉強して事業を構成すれば事業自体はもっと伸びると思うから、その部分のテコ入れをしてやってくれないか。」との事。この社長さんとは開業以来のお付き合いですから18年間、ずっと二人三脚で動いてきたので、それと同じような指導をしてくれたらという言われ方をしていました。

 本当に光栄な話です。

 私の事務所でも至らぬ点も多々ありながらも、こんなに応援をしてくれるお客さんがあるというありがたさを噛み締めた一瞬でした。



 私たちの仕事は単に決算書だけを作ったり、税務申告書を代書する事だけに意味が有るのではなく、それらをどういった意図で計画し、実績と対比分析して経営の軌道修正をしていくのかという経営に関する意思決定部分のお手伝いの意味が込められていないと、まさに「仏作って魂入れず。」的な仕事になってしまうように思っています。

 目で見てパッと分かる類の物ではなくて抽象的な物ですから、なかなかお客さんに伝わりにくいものですが、そこは私たち自身の言葉でしっかりとお伝えし続けないと私たち自身の存在価値に疑問符が付いてしまう部分であるように思います。

 


 

 
 



 
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プロフィール

野垣 浩

Author:野垣 浩
 
 大阪府池田市で公認会計士・税理士事務所 を経営。税務や会計の切り口から中小零細企業の良きビジネスドクターたらんと頑張っています。

 28歳までスキーの世界で飯を食べていましたが、それから一転して公認会計士を目指し、36歳で独立して公認会計士・税理士の事務所を経営するようになりました。この世界では変わり種です。

 さすがにもうアメリカンットボールの試合に出場(高校時代は大阪代表になっていました。)することは無くなりましたが、週末には長距離ランイングやロードレーサーで周囲を走り回り、ロードレーサーやトライアスロン、フルマラソンの大会に出場しては惨敗を繰り返している元気な53歳です。

 守秘義務の関係で業務上の詳細は書けませんが、日常業務の折々の雑感やプライベートの出来事を書いていこうと思っています。

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