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キャリア教育

 土曜日の午後はキャリア教育のセミナーに出席するために梅田まで出ていました。

 小中高大学生に対して、キャリア教育を学校や企業が協力して行っていこうという試みです。その道、その道で働いている社会人が自らの職業体験を学生に伝える事をキャリア教育と言っているようです。

 私らが学生の時はこんな試みなんて何一つ無かったもんなあ。



 いろいろとキャリア教育に係って来られた企業さんや学校側が体験を発表されていたのでひたすら聞いていたんですが、心に残ったのはキャリア教育をする側の人間が、結局自らの働くことの意味や仕事そのものを問い直すきっかけを与えてもらう場になるというところ。

 学生たちに講演や実技を通して自らの仕事を伝えようとすると、やっぱり自分自身の言葉があやふやでは伝わりにくいので、これをきっかけに自ら働くという事について問い直すことになるようで、まさに教えに言った人間が教えられていたって事なんだと思います。

 ある種の社会貢献ですが、それに留まらず自らに跳ね返って切る体験も大きいとの事。

 面白い試みだなあと思いました。



 学生の方も、学校内の閉鎖空間で先生から一方的に教えられているのではなく、実業に就いている人のアドバイスの下で、働くという事を体験していく事で自尊感覚が高まるようです。

 一見、学生と実業で働いている人とはあまり接点が無く、一緒にしても何も生み出しようがない感じがしますが、実業で働いている人の本物感は学生にちゃんと伝わるようで、多くの物を生み出しているようです。やっぱりその辺りは人間同士ですから分かるんでしょうね。



 私が属する会計や税務に関する業界に入ってくる人たちを見ていて、その関心が知識や技術に偏っている事に以前から違和感を感じていました。

 私たちの業界では中小零細企業の経営者さんの横でしっかりとコミュンケーションを取ってその考えを整理し、実現可能性が高まるようにサポートをしていく事を強く求められます。

 もちろんそういったサポートをしてくために一連のしっかりとした知識や技術が要求されるので、そういったものを身に着けている事は重要な一要素になりますが、それだけでは足りません。根本的には人としてしっかりと器を広げて、フラットな気持ちで色々な事象にフレキシブルに対応する人間力が求められますし、その底辺にはたいそうな話ですが人間愛が横たわっていなければならないと思っています。よく考えてみるとこれはどの仕事でも同じ事なんですが(結局やっている事は違いますが、根本は同じことのように思います。)、そこまで仕事を掘り下げる事ができたなら私たちの仕事(どの仕事もですが)って本当にいい仕事になります。そういったところを、現在会計や税務を勉強している学生たちに伝えれればいいのになあと思っています。そんな機会は無いものかと思いました。



 セミナーの合間に高層ビルから大阪平野の北側を眺めまわしていると、高さは無いけれども横に幅広い北摂連山に雪雲がかかり、本当に寒そうな冬景色でした。

 見ているだけで寒い!っと身震いするような光景でした。
 
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プロフィール

野垣 浩

Author:野垣 浩
 
 大阪府池田市で公認会計士・税理士事務所 を経営。税務や会計の切り口から中小零細企業の良きビジネスドクターたらんと頑張っています。

 28歳までスキーの世界で飯を食べていましたが、それから一転して公認会計士を目指し、36歳で独立して公認会計士・税理士の事務所を経営するようになりました。この世界では変わり種です。

 さすがにもうアメリカンットボールの試合に出場(高校時代は大阪代表になっていました。)することは無くなりましたが、週末には長距離ランイングやロードレーサーで周囲を走り回り、ロードレーサーやトライアスロン、フルマラソンの大会に出場しては惨敗を繰り返している元気な53歳です。

 守秘義務の関係で業務上の詳細は書けませんが、日常業務の折々の雑感やプライベートの出来事を書いていこうと思っています。

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