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宮古島ワイドーマラソン サバイバルゲーム

 昨日のワイドーマラソン。本当に過酷なサバイバルレースでした。

 とりあえず13時間46分23秒(コース誘導ミスにより総距離が101.8kmになっていますので、補正すると概ね13時間半ぐらいでしょうか。)。タイムとしては最悪です。1年半前の良く走れていた頃に隠岐の島ウルトラマラソンで11時間50分前後で走っていますので、そのころと比べると1時間40分程度タイムが落ちています。)



 朝から風が強くって昼からは豪雨。雷まで鳴り響く悪天候の上、コースの誘導ミスで距離も1.8km増えて101.8kmになり(制限時間も20分延長されて14時間20分)過酷極まりないレースコンディションになりました。

 後でわかったんですが、大雨警報(1時間に55.5㍉も降ったらしいです。)と雷注意報が出ていたようですし、宮古島本島から周辺の3つの島に渡る橋(伊良部大橋は片道3.5km、池間大橋は片道1.5km程度)では強風に煽られてまともに走れないような感じでしたし、道路も川の様な状態になっており、一部では障害物競技のような箇所まで出現する始末です。

 スタート直後は6分/kmペースで走り出したのですが、いつもなら50km地点までこのペースを守るのがパターンなんですが、8kgもの体重オーバーと練習不足がたたって一向にスピードが乗らず、20km地点から作戦を切り替えてスローダウン。以降は徹底的にディフェンシブなレースに徹しました。

 46.5km地点の中間休憩所通過以降、雨がいよいよ厳しい振り方になり、時によっては本当に皮膚を刺すような痛みを感じるときもチラホラ。気温は23度前後あるのですが、冷たい雨と暴風にみるみる体温が奪われ戦意がみるみる萎えていきます。760名のエントリーがあり(スタートラインに立ったのは?)で完走が427名ですから、完走率は56.1%。このレースの過酷な様が理解できる数値です。



 体重オーバーに、練習不足、直前のコンディションが最悪という事でレースリタイアの正当事由に事欠かない私ですから、これだけレースコンディションが荒れ出すと、ボンヤリと走っているだけではあっと言う間にリタイアの意思決定をしてしまうのは火を見るより明らかな感じがします。ここで一計を考じました。

 後半の走り方の5か条です。

 1.そもそも完走を目的にレースに臨んでいるので、タイム等は一切考慮せず完走の一点に拘る。無駄にペースを上げていたずらな体力消耗を招かない。

 2.リタイアを判断してもいい場合は以下の3ケース
  ①雷がこのまま激しくなり、自分の周辺に落雷が始まって生命の安全が保障できなくなった時

  ②脚が壊れて物理的に動かせなくなった時。傷みが激しい場合や頑張れば何とか動かせる場合は該当しない。

  ③計算上、どう頑張っても時間制限以内にゴールができないと分かった時点でも自らの意思でリタイアを決めない。係員に時間制限を理由に走る事を止められることでしかリタイアができない。

 3.体調不良、雨、風という悪条件で低体温の状態にさらされているので、体温を維持し続けるために、とにかくどれだけペースが落ちても走る事を止めない。

 4.左ふくらはぎや右腿下部に痙攣が始まって来たので、急な傾斜の上りの時だけは脚を保護する目的で歩いても良い事とする。また下りで激しい着地を避けて、なるべく穏やかな着地を意識して走る。

 5.ネガティブな思いが湧いて来た時は、思考を遮断してできるだけボーッとする。徹底的に阿保になる。

 あんまり格好の良い5か条じゃないのですが、既に大変な状況に追い込まれていたのでピンチの局面を何とか凌ぐべく、努力目標を単純化して頭の中で繰り返して唱え続けていました。

 とにかく自分でリタイアの判断をすることを認めない条件設定をしないと、55歳のオッサンの厭らしさで、リタイアの正当事由を作り上げてしまうのが見えているだけに、その部分にロックを掛けたという事です。まあ、レースですからたとえ自らの限界を超えても、コース上で倒れている限り誰かが助けてくれるだろうという事です。

 人間、脳が自己防衛のためにかなり早い段階から自己規制を掛けてくるのを経験上知っているので、その部分を開放しないと今日のレースでは話にならないと感じました。



 ゴール後、もう余力が何も残っておらず、ビショビショのドロドロのランニングウエアを着替えるだけで20分もかかる始末。途中、脚や腹筋が2~3回攣りました。私の周りで着替えをしている人も同様に苦しんでいる人がいたので、かなり厳しいレースだったんだと変なところで納得。

 特別に厳しいレース条件だったのですが、それでも今回走ってみて、1年半前のしっかりと走る体が作れていた時に比べてここまで状態が落ちるのかというぐらいいろいろな面で不具合を発見することができました。いよいよ今回同様に厳しい宮古島トライアスロン大会まで90日ちょっとになっていますが、万全の状態まで体を作れないにしても、課題点を何点かでも消し込んで本番に臨みたいと思っています。

  
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プロフィール

野垣 浩

Author:野垣 浩
 
 大阪府池田市で公認会計士・税理士事務所 を経営。税務や会計の切り口から中小零細企業の良きビジネスドクターたらんと頑張っています。

 28歳までスキーの世界で飯を食べていましたが、それから一転して公認会計士を目指し、36歳で独立して公認会計士・税理士の事務所を経営するようになりました。この世界では変わり種です。

 さすがにもうアメリカンットボールの試合に出場(高校時代は大阪代表になっていました。)することは無くなりましたが、週末には長距離ランイングやロードレーサーで周囲を走り回り、ロードレーサーやトライアスロン、フルマラソンの大会に出場しては惨敗を繰り返している元気な53歳です。

 守秘義務の関係で業務上の詳細は書けませんが、日常業務の折々の雑感やプライベートの出来事を書いていこうと思っています。

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