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昨夕はTKC中小企業支援委員会

 昨夕はTKC近畿大阪会の中小企業支援委員会に出席。

 私は経営改善計画策定支援の7000プロジェクトがひと段落したので、今後の対応について委員会メンバーに説明させてもらいました。

 また、やっとTKC全国会で耳にする機会が増えてきたフィンテック対応について活発に議論も。

 フィンテックは別に今に始まった話でもなんでもなく、少なくとも数年前から大阪の若手の税理士、公認会計士の間では関心の高いテーマでしたが、TKC全国会から発せられる関連情報についてはようやく1年前からボツボツと出だした印象があり、完全に出遅れ感があります。

 ㈱TKCと情報交換を繰り返していると、情報収集を怠っていた訳でもなく、来たるべき方向性も会社内部(上層部の一部だけで、現場にあまり下りてきていないという問題がありますが。)ではしっかりと検討されているようでしたが、TKC全国会的にはようやく年明けくらいから方針の中にもそういった文言が入り出した程度。

 ㈱TKCが開発して今年の6月から実戦投入される金融機関或いは信販会社データを読み込んで自動仕訳が組成できるソフトウエアの普及が俎上に上り出しましたが、TKC全国会の取り扱いとしてはソフトウエアの良し悪し(もちろん大事な話ですが。)や使い勝手の話題に偏っていて、しっかりとこういったソフトウエアを使って税理士業務をどのように構築して品質の高い顧客サービスを構成していくのかという大きなメッセージが出し切れている印象がありません。

 またフィンテック対応というのはそういった会計仕訳の自動読込という業務動作に特定される幅の狭い変化ではなく、これからの経済取引をベース部分から根こそぎ変えてしまう奥深い変化なのですから、我々が作った月次決算データ或いは年次決算データをどのようにして金融機関等と遣り取りして顧客満足を向上させる目的で相互利便性を高めて行くのか、或いはそういったプラットフォームができた後に注意して対応していくべきポイントはどういったところなのか、さらにはもっと大きな変化がどのような形で起こってきてそれにどう対応するべきなのかという視野の広い話も上手く会員に伝えられているとは思いません(一部、しっかりと言及されている方もおられますが。)。

 私が、いろいろとTKC近畿大阪会の会員が集まる場で、不完全ながらもこういったフィンテック対応とTKCビジネスモデルとの関係や、その対応の細かな注意点などを喋ると、皆物凄く新鮮な表情をして話を聴いてくれるので、TKC近畿大阪会の会員はこの種の情報に飢えているんだと感じます。

 既に数年前から大阪の30歳代の若手の会員先生からは耳にタコができるほどクラウド会計ソフトの脅威について話を聴いていましたし、そちらに流れていく会員も多数目にしました(TKC側からアナウンスがほとんどないのですから、彼らに対する説得材料がありませんでした。)。TKC全国会や㈱TKCは巨大組織ですから、こういった都市部で起きている最先端の情報が組織上層部にダイレクトに伝わらず、情報のミスマッチを起しているようにも感じます。自らに聴き心地が悪い情報は遮断されるというのか...。

 これだけ会計ベンダーが多数溢れ、情報が錯綜する都市部では、一刻も早く時代の先端の情報を広報し、TKC全国会の進むべき方向をしっかりと示し続けなければTKCビジネスモデルの優位性を確信できないTKC会員が増えるのは自明の理。

 TKC全国会は本来的にしっかりとしたビジネスモデルをもっているのだから、オタオタせずにフィンテックという新しい波に横綱相撲で方針や施策をしっかりと公表していく必要性があると思っています。事務所総合力を高める事ももちろん重要な事ではありますが、既に数年前から会計の業界は来たるべきフィンテックの波に対してどのように対処していくのかを模索して動いてきているのだから、このタイミングではフィンテック対応をスムーズにこなす自計化を中心に置いてしっかりと会計事務所の業務プラットフォームを確立しないと、事務所総合力云々を喋る前に会員事務所の基礎体力を無くしてしまう事態に陥るように思うのは私だけでしょうか。

 ブログで軽い文章を書いているつもりが、ちょっと肩に力が入り過ぎました。あまり喋りすぎると首が飛びますね。まあ、そうなったらそうなったで望むところですが(笑)。



 委員会後は懇親会。

 まあ、ここでもあれやこれやと仕事関連、TKC関連の話をさせてもらいました。まあ、こういった情報交換の場がたくさんあるのがTKC全国会の良いところ。いくら講演や書籍で物事を学んでも、現場の当事者からライブで話を聴く迫力にかなう訳もありません。自分が日頃疑問に思うテーマについて、あれこれ議論する事で理解も深まります。

 懇親会後に、これまた毎度になってきましたが、同じ支部のF先生が車で自宅まで送ってくれました。彼は「私は酒を飲みませんから...。」と言ってくれるのですが、本当に助かります。毎度甘えっ放しになってしまっています。ほんまに、いっつもすいません。
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プロフィール

野垣 浩

Author:野垣 浩
 
 大阪府池田市で公認会計士・税理士事務所 を経営。税務や会計の切り口から中小零細企業の良きビジネスドクターたらんと頑張っています。

 28歳までスキーの世界で飯を食べていましたが、それから一転して公認会計士を目指し、36歳で独立して公認会計士・税理士の事務所を経営するようになりました。この世界では変わり種です。

 さすがにもうアメリカンットボールの試合に出場(高校時代は大阪代表になっていました。)することは無くなりましたが、週末には長距離ランイングやロードレーサーで周囲を走り回り、ロードレーサーやトライアスロン、フルマラソンの大会に出場しては惨敗を繰り返している元気な53歳です。

 守秘義務の関係で業務上の詳細は書けませんが、日常業務の折々の雑感やプライベートの出来事を書いていこうと思っています。

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