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隠密事務所

 うちの事務所は外部に向けて大きな看板を出していません。玄関のところに小さな表示はあるのですが、道行く人が見て分かる看板は無し(うちの事務所を知っている人でないと、多分分からないだろうなあ。)。

 いわゆる隠密事務所(そんな言い方があるのかどうか知りませんが。)です。

 事務所の前を阪急宝塚線が走っていますから、大きな看板を出せば結構な人に事務所の存在を認識してもらえるのですが、開業して20年間、ほとんどその必要を感じずに今まで来ました。

 確かに飛び込みのお客さんは皆無で、うちのお客さんは全てどなたかの紹介を通して来て頂いた方ばかり。そのうちのほとんどは既存のお客さんの又紹介。ですから、うちの事務所の主たる営業戦略というのは「目の前のお客さんの仕事に全力投球する。」という一字しかありません。まあ、私はこのやり方が気に入っているのですが。

 もちろん、いくら一生懸命にお客さんの仕事をしたからと言っても、うちの事務所にお客さん自身が新たなお客さんを紹介せねばならない筋合いなど一切ありません(当たり前です。)から、「そんなんで本当にお客さんが増えるのか?」という質問をされる同業の方も多い(そんなんで増えるからビックリですよね。)のですが、案外頼り無げに見えるこんな方法でもそこそこのペースでお客さんが増えてきたのだからありがたい話だと思います。



 でも、最近ちょっとした異変が...。

 さほどにお金をかけた凄いホームページでもない(多少は頑張って作っていますが、所詮素人の知恵を集めたそれですから、見る人が見ればショボイなあと思うと思います。)のですが、事務所のホームページ経由でお客さんが立て続けに仕事を頼んで来られたリ、就職希望の人が門を叩いてくれたり...。それも一人や二人の話ではないところが凄いなあと思います。まあ、本当にネットの時代なんですね。

 確かに、私自身もちょっとした調べ物をする時にはネットを検索して調べます。

 だからネット上になんらかの己の事務所の看板を出しておくというのは重要な事なんですね。確かに物販や他のサービス業はお客さんにまず己を知ってもらわなければ話になりませんので、ネット戦略をいかに展開するかってところの重要性は理解できるのですが、こんな大阪の外れの片田舎の専門業でもそんな時代の波をまともに受けているのですね。

 何だか見る人が見れば浦島太郎が事務所の営業を語っているような文章になってしまいましたが、そんなピント外れの感覚でそこそこ営業的な広がりを作れてきたという事実を見ると、物事ってものは時代の流れに乗るのも重要ですが、時代の流れに左右されない良し悪しというものの存在もまた大きいのだと思わざるを得ません。



 今日もまた、一件仕事の依頼がありました。

 まあ、確定申告期という事もあって個人のお客さんは申告期限の3月15日を睨んであれこれと悩まれている時期だという事も背景にはあるのでしょうが、最近はちょっとこういうネットの反応って凄いなあと思います。

 逆に立派な事務所のホームページを作り込んだがために雪崩のようにお客さんが押しかけてきたらえらいことに...(まあ、そうはならんのだろうけど(笑)。)。

 でも、ネットで探して来て、うちの事務所の玄関前に立ってみるとあんまりにショボイ表札なんで、初めてのお客さんは不安を覚えるんだろうなあ(こんな事務所で大丈夫なんやろうか? ちゃんとやってくれるんやろか?)。

 もうちょっとこましな玄関の表札を考えて、初めてのお客さんに与える不安くらいは払拭したげないと可哀想だわなあ。
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プロフィール

野垣 浩

Author:野垣 浩
 
 大阪府池田市で公認会計士・税理士事務所 を経営。税務や会計の切り口から中小零細企業の良きビジネスドクターたらんと頑張っています。

 28歳までスキーの世界で飯を食べていましたが、それから一転して公認会計士を目指し、36歳で独立して公認会計士・税理士の事務所を経営するようになりました。この世界では変わり種です。

 さすがにもうアメリカンットボールの試合に出場(高校時代は大阪代表になっていました。)することは無くなりましたが、週末には長距離ランイングやロードレーサーで周囲を走り回り、ロードレーサーやトライアスロン、フルマラソンの大会に出場しては惨敗を繰り返している元気な53歳です。

 守秘義務の関係で業務上の詳細は書けませんが、日常業務の折々の雑感やプライベートの出来事を書いていこうと思っています。

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