東京へ研修に
5月20日と21日の一泊二日は東京駅前の京橋に資産税の研修を受けに嫁さんと二人で出張。
税理士の笹岡先生の判例をベースにした資産評価のあれこれがテーマです。なかなか日常の仕事やTKC会務に追われていると税務の勉強が疎かになりがち。税務や会計の知識や経験が飯の種なのに、これを疎かにしてはお客さんに申し訳が立ちません。常に最新の情報をキャッチアップしていかないとね。
って事で、殊に手間暇がかかる判例研究の類は笹岡先生のこういった有料の研修に参加して少しでも効率的に事案を勉強して実務の応用力を上げていこうと心掛けています。本来は一から十まで自分で掘り起こしていくくらいの気迫が欲しい処なんですが、そこまでの時間的余裕を創り出すことは難しくって次善の策です。
税理士の中でも判例まで手を伸ばさなくてもいいじゃないかと言われる向きも多いのですが、税法や関連法規の規定では解決困難な実例は世の中にごまんと転がっているもの。税務や関連法規できてし切れていない事案については法令解釈で決着を着けて行く事になるのですが、法令解釈の世界は本当に難しい。
また、いわば世の中が進んで行く一番先端部分で起こったトラブルなどは法令を作る段階では想定していなかったような事案もある訳で、そういった場合にどうするのよと関係当事者が狼狽える事になります。そんな時に役に立つのが判例研究。法令解釈と言ってもいろいろと有りますが、解釈の程度も千差万別。これを研究して実務にフィードバックしていけば税務署と法令解釈を巡って微妙な交渉するにしても一騎当千の見方を得たような事になる場合も起こってきます。
税理士として定番の事案だけを触って行こうと思うのであればそこまで頑張らずとも良いのかもしれませんが、本当に複雑怪奇、或いは世の中の変化の最先端の事案と向き合う事になった場合にはどうしても必要になる領域です。
今回は丸々二日間、朝から晩までベッタリ。笹岡先生の話は面白いのでヘロヘロになりながらも、なんとか最後まで聴き切れたのがありがたいところです。まあ、それと嫁さんが税理士の勉強で相続税を学び始めた時(今を去る事30年くらい前ですよ。思えば遠い昔です。)の最初の講師が笹岡先生だったという奇縁も会って特別な思い入れもあるのですが、私たち二人にとっては特別な先生です。
受講金額は結構なものですが、それだけに本当に中身が凝縮された素晴らしい研修だと思っています。
この研修は東京と大阪で同じコマが用意されているのですが、前回のコマと今回のコマは大阪の日時が他の重要な仕事とバッティングしていたので、わざわざ2回連続でホテルを確保して東京まで出向いて受講することになりました。
夜は嫁さんと銀座のステーキハウスでゆっくりと晩御飯。思えば嫁さんと二人でゆっくりと食事をするなんて事もほとんど記憶にないなあ。いっつも夜遅くまで一緒に残業して、間に合わせのかきこみの晩御飯ってのが定番だからねえ。まあ、こんなシチュエーションでも、話題はいつも仕事の話ばっかりだから他人から見たら「そこら辺の居酒屋でワイワイ言っているのと同じじゃん。」と言われてしまいますが。
さすがに、こんな豪華な晩御飯は今回の研修受講とはタイミングが一致しただけで、研修に必要な物とも思われないので経費扱いは☓。まあ、こんな仕事をしているので自分の身は綺麗に処さないと駄目やものねえ。って言うより、ちゃんとこの仕事で普通に暮らさせてもらっているだけでも充分にありがたいので、それ以上に得をしようという下卑た物の考え方は嫌いやねえ。
丸二日間、ギュウギュウに絞られて自宅に帰って来たら21時過ぎ。鯖街道ウルトラマラソン明けのヘビー研修という事でもうヘトヘトです。
税理士の笹岡先生の判例をベースにした資産評価のあれこれがテーマです。なかなか日常の仕事やTKC会務に追われていると税務の勉強が疎かになりがち。税務や会計の知識や経験が飯の種なのに、これを疎かにしてはお客さんに申し訳が立ちません。常に最新の情報をキャッチアップしていかないとね。
って事で、殊に手間暇がかかる判例研究の類は笹岡先生のこういった有料の研修に参加して少しでも効率的に事案を勉強して実務の応用力を上げていこうと心掛けています。本来は一から十まで自分で掘り起こしていくくらいの気迫が欲しい処なんですが、そこまでの時間的余裕を創り出すことは難しくって次善の策です。
税理士の中でも判例まで手を伸ばさなくてもいいじゃないかと言われる向きも多いのですが、税法や関連法規の規定では解決困難な実例は世の中にごまんと転がっているもの。税務や関連法規できてし切れていない事案については法令解釈で決着を着けて行く事になるのですが、法令解釈の世界は本当に難しい。
また、いわば世の中が進んで行く一番先端部分で起こったトラブルなどは法令を作る段階では想定していなかったような事案もある訳で、そういった場合にどうするのよと関係当事者が狼狽える事になります。そんな時に役に立つのが判例研究。法令解釈と言ってもいろいろと有りますが、解釈の程度も千差万別。これを研究して実務にフィードバックしていけば税務署と法令解釈を巡って微妙な交渉するにしても一騎当千の見方を得たような事になる場合も起こってきます。
税理士として定番の事案だけを触って行こうと思うのであればそこまで頑張らずとも良いのかもしれませんが、本当に複雑怪奇、或いは世の中の変化の最先端の事案と向き合う事になった場合にはどうしても必要になる領域です。
今回は丸々二日間、朝から晩までベッタリ。笹岡先生の話は面白いのでヘロヘロになりながらも、なんとか最後まで聴き切れたのがありがたいところです。まあ、それと嫁さんが税理士の勉強で相続税を学び始めた時(今を去る事30年くらい前ですよ。思えば遠い昔です。)の最初の講師が笹岡先生だったという奇縁も会って特別な思い入れもあるのですが、私たち二人にとっては特別な先生です。
受講金額は結構なものですが、それだけに本当に中身が凝縮された素晴らしい研修だと思っています。
この研修は東京と大阪で同じコマが用意されているのですが、前回のコマと今回のコマは大阪の日時が他の重要な仕事とバッティングしていたので、わざわざ2回連続でホテルを確保して東京まで出向いて受講することになりました。
夜は嫁さんと銀座のステーキハウスでゆっくりと晩御飯。思えば嫁さんと二人でゆっくりと食事をするなんて事もほとんど記憶にないなあ。いっつも夜遅くまで一緒に残業して、間に合わせのかきこみの晩御飯ってのが定番だからねえ。まあ、こんなシチュエーションでも、話題はいつも仕事の話ばっかりだから他人から見たら「そこら辺の居酒屋でワイワイ言っているのと同じじゃん。」と言われてしまいますが。
さすがに、こんな豪華な晩御飯は今回の研修受講とはタイミングが一致しただけで、研修に必要な物とも思われないので経費扱いは☓。まあ、こんな仕事をしているので自分の身は綺麗に処さないと駄目やものねえ。って言うより、ちゃんとこの仕事で普通に暮らさせてもらっているだけでも充分にありがたいので、それ以上に得をしようという下卑た物の考え方は嫌いやねえ。
丸二日間、ギュウギュウに絞られて自宅に帰って来たら21時過ぎ。鯖街道ウルトラマラソン明けのヘビー研修という事でもうヘトヘトです。
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