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中小企業金融円滑化法

経済情勢の悪化を受けて、中小企業者等のローン返済負担が急激に増加しており、返済条
件の変更を求める企業や事業者が急増しています。

 こうした状況を受けて平成21年2月より亀井大臣肝入りの「中小企業者等に対する金融の
円滑化を図るための臨時措置に関する法律(以下中小企業金融円滑化法と称します。)が
施工されました。

 その概要は
①金融機関は中小企業等の借り手の申し込みに対して、できる限り条件変更等を行うよう
 努める。

②金融機関は他の金融機関等と連携して、条件変更等を行うよう努める義務を負う。

というもので、現在のところ平成23年3月まで適用できるとされています。


                           ◆◆◆◆◆◆◆


 【この法律のポイント】

①金融機関に対して「努力義務」を課しています。

②金融機関が自ら「金融機関の責務を遂行するための体制整備」や「実施状況と体制整備
 状況等の開示」を行うことを要求されています。

③金融機関は「実施状況を当局へ報告」しなければいけなくなりました。

④さらなる支援措置として「信用保証制度の充実等」が掲げられています。


                           ◆◆◆◆◆◆◆


 この法律の施行を受けて各金融機関は、返済条件の変更等の申出を積極的にうけており、
法律の実効性は高く発揮されています。ただ、現場の金融機関の融資担当者の対応が前向
きではあるものの、金融機関によっては理解度に差があるように感じます。

 私のお客さんは基本的に債務者の側ですが、それぞれがこの「中小企業金融円滑化法」の
趣旨と内容をしっかりと理解し、場合によっては無理解な金融機関の融資担当者を説得する
くらいの勢いで、この制度を有効に活用する必要があると思います。

 以下シリーズでこの関連の話題を提供したいと思います。
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プロフィール

野垣 浩

Author:野垣 浩
 
 大阪府池田市で公認会計士・税理士事務所 を経営。税務や会計の切り口から中小零細企業の良きビジネスドクターたらんと頑張っています。

 28歳までスキーの世界で飯を食べていましたが、それから一転して公認会計士を目指し、36歳で独立して公認会計士・税理士の事務所を経営するようになりました。この世界では変わり種です。

 さすがにもうアメリカンットボールの試合に出場(高校時代は大阪代表になっていました。)することは無くなりましたが、週末には長距離ランイングやロードレーサーで周囲を走り回り、ロードレーサーやトライアスロン、フルマラソンの大会に出場しては惨敗を繰り返している元気な53歳です。

 守秘義務の関係で業務上の詳細は書けませんが、日常業務の折々の雑感やプライベートの出来事を書いていこうと思っています。

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