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ウィークデイの始まり バタバタ

  1月27日。月曜日。

 早いもので、新年を迎えたと思ったらもう1ヶ月が経過しかけ。まさに光陰矢の如し。

 朝一から幹部会議。

 事務所を開業して23年が経過するけれども、ようやく幹部会議やスタッフ全員が参加する月初会議の議事をスタッフ達が自主的に行ってくれる体制が出来上がったようで、私は必要な場面でコメントを挟むだけで済むようになりました。裸一貫で起こした事務所だから、どうしても個人事業の色合い100%からスタートするので、組織的な経営というゾーンに踏み込んでいくのは時間が掛かったなあと思います。

 ただ10人を超える経営規模になると、所長のイケイケ体質だけで事務所を引っ張って行くのは難しくなり、やはり事務所スタッフの総意を尊重して動かして行く仕組みを如何に上手に作りあげるかという事が事務所経営のテーマになってくるように思います。



 産休に入るスタッフの担当替えや今年に入ってルーティン的に行う担当替えの一覧を課長以上のメンバーで確認し、それぞれの個別事情も斟酌して課長が細かな状況を把握していく事を確認。

 どうしてもお客さんから見ると慣れたスタッフと遣り取りするのが楽だし、心理的な安心感も高いので、巡回監査担当者を変更する瞬間が一番トラブルが発生しやすいタイミングになります。

 ただ、だからと言って安全策に終始しているとスタッフは十年、二十年と同じパターンの仕事が続き、マンネリや視野狭窄、担当顧客の私物化などに陥る可能性が高くなりますし、当該担当スタッフに事故や大病が起こってしまうとそのお客さんの情報を他のスタッフがあまり共有できていないなんて事も起きかねないのでいきなりハンドリングに問題が生じる(そのお客さんの細かな事情を知る人間を複数作る。言わばスペアの作成が組織にとって必要です。)なんて事も考えられます。

 そんなこんなで私の事務所では、お客さんに迷惑を掛けない配慮はもちろんの事ですが一、定のサイクルで担当先をローテーションする事は大切だと思っています。

 やっぱり適当な間隔でパターンの違うお客さんを入れ替えてスタッフの視野を広く持ってもらい、経験値を広げないと会計専門職としての能力面における幅の広さは獲得できません(だって生涯に渡って入所した時に受け持った15件だけを見続けるというのは極めて狭い視野を醸成する事になるのは想像に難くありませんよね。)。要はそのローテーションの塩梅に細心の注意を払ってトラブルを最小化していく事が重要だという考え方です。

 後は、これから確定申告期(会計事務所の最繁忙期です。)に入って行くので、お客さんからお預かりした各種資料の保管体制の見直しや業の進捗管理方法の最終確認。その他諸々。



 11時頃からは、うちの事務所ではお客さんの自計化はほぼ完了しており、それに対して書面添付を付けたり、決算見込みや予算を作成して予実対比分析をするなんていう経営管理のベースもほぼほぼ充足できているのですが、さらにこれらを研ぎ澄ませたレベルに押し上げるために会計ソフトのクラウド化やFinTech技術の取り込みによりお客さんの業務効率の改善や経営管理の充実が図れるように㈱TKCから担当スタッフに来所頂いて勉強会を実施しました。

 なかなか会計の領域で普及し始めた技術を、お客さんに紹介して使いこなす事で同業他社より一歩先んじた税務会計、或いは経営管理に踏み込んでもらうのは、難しい問題もいろいろと横たわってはいますが、他に先んじてこういったものに切り込んで行かねばならないと思っています。



 午後からは担当スタッフとお客さんのところに訪問。10年前に買収したビジネスホテルの経営を何とか立て直し、順調に経営してきたのですが、買収の声が掛かったので社長も悩まれているところです。買値に比べて随分と高値での申し入れですので嬉しい話なんですが、お金と引き換えに多角化しているグループ事業に様々なプラスの影響をもたらしているシナジーが無くなる事も斟酌すると難しい決断になりそうです。

 かなり広範囲に広がった事業領域をもう一度整理し直す良い機会になるとは思いますが、私にできる事はその影響額を客観数値で予測するお手伝いする事。社長に寄り添って、話を聴き出して机の上に広げ直して俯瞰する状況をお手伝いをする事。

 開業期に出会った頃は明日をも知れない小さな工場を必死で切り回されていましたが、ここまで大きな事業をどうこうするようになるとは誰が予想できただろうかなあ...なんていう感慨を胸にあれこれと相談に乗っていました。

 これもまた税理士冥利な事だと思います。


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プロフィール

野垣 浩

Author:野垣 浩
 
 大阪府池田市で公認会計士・税理士事務所 を経営。税務や会計の切り口から中小零細企業の良きビジネスドクターたらんと頑張っています。

 28歳までスキーの世界で飯を食べていましたが、それから一転して公認会計士を目指し、36歳で独立して公認会計士・税理士の事務所を経営するようになりました。この世界では変わり種です。

 さすがにもうアメリカンットボールの試合に出場(高校時代は大阪代表になっていました。)することは無くなりましたが、週末には長距離ランイングやロードレーサーで周囲を走り回り、ロードレーサーやトライアスロン、フルマラソンの大会に出場しては惨敗を繰り返している元気な53歳です。

 守秘義務の関係で業務上の詳細は書けませんが、日常業務の折々の雑感やプライベートの出来事を書いていこうと思っています。

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