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住宅エコポイントの税金上の取り扱いについて

 「週刊 税務通信」を読んでいるとこの2010年12月末で期限が来る住宅エコポイントの税金上の取り扱いが記載されていた。読むとそらそうやなということですが、とりあえず豆知識ということでご紹介。



【基本的な考え方】
  住宅エコポイントは、補助金ではなく、あくまでポイントであるために税務上は補助金としては扱わない。よってエコポイントをもらった段階では何ら経済的利益を受けたとは考えられず、実際に商品や金券等と交換した等の実際に経済的利益を受けた段階で収益計上することになります。



【もらった人が法人の場合】
  法人がエコポイントをもらった段階で収益認識せず、以下の3つの場合に経済的利益を受けたと考えて「雑収入」等の勘定科目で収益認識します。

 1.商品や金券等と交換

 2.一定の環境団体への寄付

 3.追加工事の費用への充当

  特に「3.追加工事の費用への充当」の場合には、法人にはポイント相当代金を控除した金額で工事代金として工事施工者から請求されます。ポイント相当代金はポイント事務局から工事施工者に直接支払われる仕組みになっていますので、法人からしてみると工事代金の値引きと考えて会計処理しそうですけれども、正しくはポイントを差し引く前の工事代金総額を工事代金として計上し、ポイント相当代金を雑収入として計上する事が求められます。消費税についてもこの会計処理を行うことが必要になります。



【もらった人が個人の場合】
  法人の場合と基本的な考え方は同じです。個人の場合にはこれを一時所得として認識して税務申告をします。
                                                     以上

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プロフィール

野垣 浩

Author:野垣 浩
 
 大阪府池田市で公認会計士・税理士事務所 を経営。税務や会計の切り口から中小零細企業の良きビジネスドクターたらんと頑張っています。

 28歳までスキーの世界で飯を食べていましたが、それから一転して公認会計士を目指し、36歳で独立して公認会計士・税理士の事務所を経営するようになりました。この世界では変わり種です。

 さすがにもうアメリカンットボールの試合に出場(高校時代は大阪代表になっていました。)することは無くなりましたが、週末には長距離ランイングやロードレーサーで周囲を走り回り、ロードレーサーやトライアスロン、フルマラソンの大会に出場しては惨敗を繰り返している元気な53歳です。

 守秘義務の関係で業務上の詳細は書けませんが、日常業務の折々の雑感やプライベートの出来事を書いていこうと思っています。

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